設計者上がりの建築コンサルタントブログ

建築コンサルタント、プロジェクトマネージャー、コンストラクションマネージャーの視点

Lever House

SOM設計のレバーハウスです。 近代建築史で習ったような記憶があります。 ずっとレバーかと思っていましたが、正確にはリーヴァーなんですね。 1960年代以降、日本の組織設計事務所やゼネコン設計部がオフィスビル設計の参考にしたのだろうと思われます。

低層部の屋上は緑化された屋上庭園になっているんですね。知らなかった。。。高層部のセットバックや低層部の屋上の樹木によって景観が豊かになっていると感じました。 P1060932

低層部の足下はピロティです。柱がスレンダーでスッキリしています。 P1060917 P1060923 P1060919

ピロティ内の空地には彫刻が。 対面には屋外バー的な飲食店があり、音楽が流れて良い雰囲気です。 P1060920 P1060922

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外装は当時のデザインを踏襲して全面的にリニューアルされているそうです。 1951年に完成したビルとは思えないほど現代的なビルに思えました。