リンカーンセンターを観てきました。 (配置図) 今まで、本でしか観た事が無かったので良さがちっとも分かっていませんでしたが、実物はとても良かったです。
David H. Koch Theaterへのアプローチです。最近出来たのであろうキャノピーが軽快でモダンな雰囲気です。
Metropolitan Opera House メトロポリタン歌劇場の側面は「隈健吾かっ!」と思うくらいの緻密なルーバー仕様でした。
アーチ部分の柱は四角を4つ組み合わせたような断面ディテールです。サッシュ割りも美しいです。
ホワイエには入れなかったのでガラス越しの撮影です。
チケットもぎりの結界でしょうか。リングを組み合わせたようなフェンスが斬新で綺麗でした。
エイヴリー・フィッシャー・ホールの柱は十字形です。 室内の柱もトラバーチン張りではないけれども同様な十字型でした。
こちらはなんとなく質実剛健っぽい雰囲気の佇まいです。
大理石、トラバーチンのテクスチャー感はとても気に入っています。日本では腐食のために外装では使えませんが、ここでは多孔質の表面の雰囲気が優しくて味わい深い表情を創りだしています。