設計者上がりの建築コンサルタントブログ

建築コンサルタント、プロジェクトマネージャー、コンストラクションマネージャーの視点

フィリピン英語留学体験

転職にあたって取得した9月の有給休暇1ヶ月間の使いみちとして、フィリピンへの英語留学3週間を選択してみた。幾多ある英語学校の中から、納得できるメソッドを紹介していた学校を選択して申し込みをした。

フィリピン航空直行便にて成田からセブ島img_8293

セブ マクタン空港へ到着 img_8295 到着ロビーを出た先で英語学校のスタッフがお出迎え。各英語学校ごとに入学者到着人数が揃うのを待っている状態。

私の行く学校のメンバーも揃ったところでワゴン車に詰め込まれて英語学校へ向かった。空港からは30〜40分くらいの距離だった。 場所はセブシティのちょっとはずれという感じの場所。 img_8299 英語学校の屋上からの風景

学校施設としては、5階建てで上層階が寮室(個室と4人室が混在している模様)、2階が事務所と教室、1階が食堂や勉強室といった構成。

私は個室を選択。勉強机、ベッド、トイレ&シャワー室、といった室内構成 (部屋は清潔ではあるが、結構ボロであった) img_8304

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学習カリキュラムとしては、 ・フィリピン人講師によるマンツーマンレッスンが3コマ/日(1コマ50分) ・文法のテストが週3回(約40分程度) ・残り時間は自習による予習と復習 ※この学校によると1日8時間の学習が最低限で10時間程度は学習すべきとのこと。平日は夕方5時までは外出禁止。 ※他の学校では1日中レッスンがあるようなところもあったが、現実的に予習も復讐も無しでレッスンだけ受けても効果は薄いだろうとの判断でこの学校を選んだのでした。

【結果まとめ】 ・3週間の効果は明確には分からないのが正直なところ。TOEIC試験を受けてみてスコアアップしていたら効果アリと言えるのかも。 ・フィリピン人講師数名からは滞在期間を聞かれ、「3週間。」と言うと、「短いね〜!なぜ?」とよく言われた。やはり他の留学生(大学生や仕事を辞めて来ている若者達)を見る限りでは3ヶ月くらいが効果のある留学期間と言えそうだ。 ・発音矯正レッスンを受けてみて、いかに発音が重要かを今更ながら痛感。やはりRとLの発音が混同していること、FやVの音がきちんと出来ないなど、生まれて初めて英語の発音について意識した次第。完璧な発音なんぞは一生かかっても無理だということも実感した。 ・日本に居て仕事をしている状態では英語学習に時間を割くのは非常に困難なことであるが、ここで英語漬け生活をしてみたのは貴重な経験であった。 ・中年にもなると寮生活というのは非常に窮屈なものであった。(精神的には刑務所にいるような)セブ島といっても綺麗なビーチが近くにあるわけでもなくリゾート気分は皆無であった(笑)学校による外出制限。早朝から付近のニワトリが「コケコッコー!」と鳴き叫び、煩くて目を覚ます。シャワーの湯の出がチョロチョロで浴びた感じがしない。水道水を口に含むのは腹を壊す恐れがある。洗剤の香料がキツイためクリーニングに出した衣類やベッドリネン等が臭くてたまらない。など、英語学習以前の環境に馴染めるかどうかも滞在期間が長くなるほど重要であると感じた次第。