「メカニックデザイナー大河原邦男展」の期日が9/27までと迫っていたのでシルバーウィーク最終日の本日朝イチで行ってきました。
JR上野駅の公園口から美術館までの道には展示会のポスターが。
美術館エントランス前 上野の森美術館は上野公園内の東京都美術館に比べて、小さく狭く、空間のゆとりが無いのであまり好きではありません。 エントランス前も客だまりが少なく、後付けのテントで辛うじて雨や日差しを避ける事ができます。
美術館の外壁には大河原氏がデザインしたロボット達の大きさ対比のイラストが掲示されていました。
10時の開場前には100人程度の人が並んでいましたが、美術館の当日券売り場には行列はなく楽にチケット購入出来ました。
展示内容は各種のアニメ番組での大河原氏のイラストが中心。企画段階、最終案など各プロジェクトごとでの展示。子供の頃に観ていたのか、名前はなんとなく記憶に残っているプロジェクトが多数。
出口付近では写真撮影可能な展示もありました。
超小型モビリティEXM-002-00 ロボットっぽいデザイン
会場限定のガンプラだそうです。 ファーストGUNDAMしか知らない者には隔世の感も、、、
展示会の詳細はこちらを参照→㈱サンライズのWebSiteより
メカニックデザイナーの仕事とはアニメに登場する全ての形を決め、同時に玩具メーカーに商品化(立体化)の可能性を理解してもらう事だそうです。人物と動物以外の動くものは全部仕事範囲。そのアニメ番組の世界観が持つ独特の文化をを創るコンセプトワークとも言えるようです。
テレビ局からもらう製作費用だけではクオリティーの高いアニメが創れなかった事から、制作費を補うために玩具メーカーからロイヤリティー(版権収入)を得る事に活路を見出した製作プロダクションにとって、大河原氏の職能が大いに役立った様です。
展覧会グッズは多々ありましたが、モノを増やさない主義の私としては最も嵩張らずコストパフォーマンスの良いものを記念として購入。 「大河原邦男新聞」 500円也 ※産経新聞社が協賛のため、サンケイスポーツ特別版の扱い