東京文化会館の見学会（6/23）に行ってきました。
公益社団法人全国公立文化施設協会の主催でした。 なぜ、今ごろ東京文化会館？と言うと、2014年12月から2015年2月にかけて改修工事が行われ、リフレッシュした施設の見学会だったわけです。 しかしながら、前川國男デザインについては変更を加えず、オリジナルを変えない改修となっていました。
最初に、前川事務所の方から改修概要についての説明がありました。同時に音響反射板を床下に収納する操作デモをしています。音響反射板の仕様変更改修は平成９年に行われています。一般的な多目的ホールでは音響反射板をフライタワーに飛ばす方式が多いのですが舞台用吊り物スペースが食われてしまう弊害もあります。舞台床下収納方式に変更することで吊りスペースが増えて舞台演出の幅が拡がっています。
だいぶ音響反射板が舞台下に収納されつつあります。
収納し終わると音響反射板の頂部が舞台の床板となります。
舞台下に収納された音響反射板の状況です。（のちほどの見学ルートより撮影）
