以前に日経BP社のケンプラッツの記事(リンク記事)で見て気になっていた場所ですが、ようやく訪れることができました。今年の4月29日にリニューアルオープンしていたようです。
西武・そごうがデザイナーの廣村正彰氏(→廣村デザイン事務所)に屋上の活性化の話を持ち掛けたところからプロジェクトが始まり、空間へのテーマの必要性から印象派の画家クロード・モネの絵画作品「睡蓮」にインスピレーションを得て、テーマを「水と緑で四季を感じる庭園」と設定したようです。テーマを具現化できるランドスケープデザイナーとして廣村氏がアースケイプ代表の団塚栄喜氏(→アースケイプ)にデザインを依頼したとの事。モネの絵画を抽象化して、屋上全体を池に見立ててその水面に蓮の葉が浮いているように、全てのモチーフを円形にデザインされています。(→屋上平面図)
床はブルー系のモザイクタイルが使用されていますが、場所によってモザイクのバランスや色を変えてあります。水面の反射やさざ波などをイメージしているのでしょうね。
屋外フードコートのような作りです
席はほとんどがフリーですが、Restaurant&BARの前だけは専用席のようでした
各種のテーブルと椅子、パラソルやヒーターが備えられているので、春・秋以外でも楽しめそうな場所です。
水盤とそれを取り囲むカウンター・テーブル
モネの絵画っぽい庭園があります
トイレもあります
自販機コーナーも
ビジュアルサインも円をモチーフにしています
数年前に訪れた時は、うどん店「讃岐かるかや」とガーデニングショップ、フィッシュショップしかなく空き地だらけで寂しい印象の場所でした。そのうどん店は日テレの「ぶらり途中下車の旅」で観て行ってみたんですが、まだ東京では讃岐うどんが知られる以前の昭和43年からこ場所でずっと営業をしていたようで、今回のリニューアル後も存在していたのは良かったです。 さっそく「讃岐かるかや」のスタミナうどん(¥510)を水盤のカウンター席で食すことにしました。 ちょっとカウンター高さが椅子の高さとマッチしていないかも、、、 食事するにはテーブルがちと高いですね。。。
うどんは美味しかったです。
次は夜に訪れてみるとしましょう。